LLPの損益分配は、
黒字:任意に定めた損益分配割合
赤字:出資割合
で分配するのが、実務上合理的と以前コメントしましたが、ふとした疑問が湧いてきました。2年目以降の決算にて、
パターン①
初年度:赤字100 次年度:黒字200 通算損益+100
パターン②
初年度:黒字100 次年度:赤字200 通算損益△100
のように通算損益が、黒字又は赤字に転換する事業年度についての処理をどうすべきか?という問題です。
色々と考えた挙句、結論としては、
通算損益が赤字の部分は、あくまでも出資割合にて損益分配
通算損益が黒字の部分は、あくまでも任意の損益分配割合にて損益分配
のように処理するのが、一番合理的だと思います。但し税務上の申告書類
には、損益分配割合を表示する欄があり、
どのように割合を表記すべきか...悩みは尽きません。
ではまた!