LLPの魅力

こんばんは

LLPの事務処理面(会計処理、税務処理)の難しさは今までコメントしてきた通りですが、今回は魅力について触れてみたいと思います。

国際経済、国内経済総倒れ状況の中、守りの経営だけでは未来は見えてきません。常に時代の半歩先を睨んだ戦略をどんな厳しい外部環境の中でも、切り開いていくことが、経営者には求められると思います。

しかし、信用収縮により積極的な資金調達もなかなかできない現状で考えられる方策として、”企業連携”が

-シナジーの追求
-資金投下の最小化
-リスク分散

に役立つのではないでしょうか?

特定分野に強みを持つ企業同士が共同で事業を行うことにより、シナジー(相乗効果)を生み、設備等を保有している企業を巻き込むことにより、多額の初期投資を回避し、参画企業間で費用分担することにより、失敗時のリスク分散ができます。

そのためのヴィークル(組織体)としてLLP(有限責任事業組合)は、最適だと思います。

LLPを使ってローリスクミドルリターンを目的とするプロジェクトが今後増えてくるように思います。